※注意※
この話には性描写が含まれております。
18歳未満の方・性描写の苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
「…………っ、おいっ、まさかこんなとこでっ…………」
身体に力が入ってないユウを連れ込むと、ユウは引き攣った表情で辺りを見回した。
低めに設定された温度。完璧な湿度調整。少々黴臭いのは仕方が無いんだろう。
窓は無くて全体的に薄暗い。コンクリ打ちっぱなしの此処は…………そう、図書館の地下にある書庫さ。こんな所、よっぽどの物好きか司書以外は入ってこない。
電動式の書棚は、外側のボタンを押すと左右に動く。
それを操って、一番奥の所に人一人入れる位の隙間を作った。
「んのっ、ばっ…………」
「大丈夫だよユウ。こんな所誰も来ないさ」
嫌がって抵抗するユウの腕を引いて、先に、奥に入れた。
「止めろ馬鹿野郎っ!」
「躰はこんなに素直でイイ子なのに…………どーしてユウはそういう意地ばっか張るんさ?」
言いながら、一番奥の壁に押し付けたユウの頬と首筋にキスしながら足の合間に、ズボン越しに指を這わせる。
「っ!!」
途端にユウの躰はひくんっ、て震えて、静かになった。
指を離して、それから掌全体で掴むようにして形を確かめた。…………やっぱり。
「こんなに硬くしといて、今更嫌なんて…………言えないでしょ?」
耳元でそう囁いたら、ユウの頬が一気に熱くなった。
可愛いのでその耳朶を軽く噛んでおく。
「ひ、」
カチャ、
空いてる手で、ユウのベルトを引き抜いた。ついでに前のボタンを外して、ジッパーも降ろして、太腿まで下着ごと一気に引き下ろす。
「っ!? や、やめっ…………っ、ひ、っ! やぁっ!」
急に外気に晒されたのに萎える気配の無いユウの可愛いソレを、暫く右手に収めて弄ぶ。
その度にユウの背中は反り返って、爪先立ちになって跳ねてた。
「…………イきそう? 滲んできてるさ」
精液じゃない、ユウの別の体液でローションも付けてないのに扱いてる右手からはぐちゃぐちゃとイヤらしい音がする。
「やめ、や、やっ、や…………っ、」
昂ぶりに応じて、声が高くなっていく。
躰を捩って逃げようとするのを(そんな事をしたって楽にはなれないのに、本能なんだろうか)肘と腕で阻んで正面を向かせる。
透明な先走りの液体が掌に納まりきらずに、リノリウムの床にぽたぽた滴り落ちた。
「あ、あぁ、っ、」
限界が近い事を示すような、荒い息遣い。
その声に触発されて、自分のモノも布地の下で熱を帯びる。
「イってもいいよ。ほら、」
幹の部分を、キツく絞る時みたいに握った瞬間。
「――――――っ!」
背中が折れちゃうんじゃないかって心配になるくらい弓なりに反り返って、声にならない悲鳴を上げて、ユウが果てた。
リノリウムに今度は白濁した体液が落ちていく。
「…………は、ぁ、」
「っと、」
前のめりに倒れそうになったユウの体を慌てて支えて、壁に預けた。
快感に紅く染まった頬に、涙が零れ落ちた頬。
治まらない、荒い息遣い。
…………こんなの、欲情すんなって方が無理さ。
「ローション無いけど…………これで代用できるか」
ポケットを漁って、たどり着いたプラスチックのチューブを引っ張り出す。
まぁ、こんな事する為に買ったんじゃないんだけどね。
「ユウ、足開いて…………片足だけでも上げてて」
「…………、」
言いながらユウの右足首をつかんで、棚の三段目に掛けさせた。結構キツい姿勢かな、とも思ったけど体が柔らかいユウからは抗議の声はない。
そのチューブの中身、ハンドクリームを手の甲に出して、それを指先でユウの出口に触れて、中に指先を埋めて塗り込めた。
つぷ、
「んっ…………は、ぁ、ん、」
自分のズボンのファスナーを降ろして、出てきた愚息をユウの入り口に宛てがう。
「…………あ、」
角度を調整してから触れて、肩を抑える。するとユウの中に重力の助けを得てずぷずぷ沈んでった。
…………熱くて、まるで絡み付いてきてるみたいだ。緩く動くと、ユウから甘い声が漏れる。
「っ、は、ひ、ぁ、」
堅く目を閉じて、上を向いて喘ぐユウのその白い首筋にキスマークを付けた。紅く散ったそれに征服欲と所有欲が満たされる。
…………気持ちいいけれど、温い刺激がモドカシイ。
「!?」
左手でユウの右足の膝裏を、右手でその腰を抱いて躰ごと持ち上げると、ユウが突然の事にかびっくりした顔をした。
「姿勢変えるからね。…………っと!」
「ひぁ、――――――!!」
繋がったまま、ユウの躰を引っくり返す。
「いっ…………」
「い、痛かった?」
「ち、がぅ…………あ、ぁ」
震えてる背中越しに、ユウの前を見る。…………それはまるで壊れた蛇口みたいに、白い液体を零し続けていた。
「気持ち良かったんさ? 今度、家で何度でもしてあげるから」
「ひ…………、」
甘い余韻に浸ってる所に悪いんだけど、まだ俺は終わってない。っていうか、上が騒がしくなってきたから早めに切り上げないとやばそうさ。
見られても俺は良いけど…………ユウは嫌だろうし。
白い二つの丘を撫で摩ってから、片腕を回したら充分届くくらいの細い腰に両手を掛けた。
ユウの貌を見たいのは山々だけど、こんな狭い所じゃ贅沢もいえないし。
「あ、あああああっ、!」
後ろからリズムをつけて突くと、さっきとはまた違う嬌声が漏れてきた。
「あぅ、や、あああっ、」
「ユウ、もうちょっと静かに、ね? 上に人、いるから、さ、」
締め付けられる快感にこっちまで声が途切れ途切れになる。
俺の言葉が届いたのか、ユウが壁に突いていた自分の片方の手の、その甲を口許へ持っていった。
塞ぐようにしながら、噛んで声を殺してる。
「そんな事、したら、痛いさ?」
その手を外させて、掌でユウの口許を押さえた。俺の掌なら幾らでも噛んでいいから。
…………だけどこのシチュエーション。危ないコトしてるみたいで、興奮する…………。
ユウの中が絶頂に近いことを示すように、さっきからヒクヒク戦慄いてる。
その動きに俺も誘われて――――――、
カン、カン、カンッ
「!!??」
ユウが、びくんって震えた。
その音に俺も思わず動きが止まる。
人の足音だ。誰かが、階段を下りてきた。
『っかしーな…………』
『ん? 何がだよ』
『何か今変な声してなかったか?』
『声? 気付かなかったけどな…………あれじゃね、ファンの音じゃねぇの? 此処五月蝿ぇし』
階段を下りた辺りで、誰かが話し合っている。
震えてるユウの躰を抱き寄せた。
『まぁいいけどさ…………つかあの本何処だっけ?』
『903のAだろ? あっちの書棚だろ』
『お、サンキュー。流石司書講座取ってるだけあるよな』
…………目的は本だったらしい。
そいつらの帰りそうな雰囲気に安心して、――――――律動を再開した。
「…………っ!!」
ユウが首を痛めそうな程頭を回して、こっちを見る。締め付けが一気に強まる。
人差し指を唇に当てて、シーッ、ってやってから奥深くまで押し込んだ。
「…………!!」
拒むように締め付けてくる入り口を無理に抉じ開けて、感触の違う場所を擦りながら最奥を目指す。
「っ、ふ、っ…………」
『お、あったあった。行こうぜ』
『おう』
カン、カン、カン…………
「行ったみたいさね。良かった良かった」
「おま、え、」
「ん…………ゴメンねユウ我慢させて。…………今イかせてあげるから」
振り向いてきた頬にキスを落としてから再度腰に手を掛けて、強く自分の腰を押し付けるように動いた。
ぐちゅ、ぐちゃ、ずっ、
「あっ…………、あ――――――っ!!」
「…………っ!!」
ユウの絶頂に合わせて、俺もユウの中に欲を放った。
「…………って訳でさぁ…………」
「…………お前ね…………」
「ずるいですラビっ! 一人だけそんな痴漢プレイするなんてっ!!」
「はいはいお前さんは黙ってようねアレン。…………自業自得って言葉知ってる? ラビ」
「はい…………」
赤く腫れた頬を氷水で冷やしながら俺は苦笑いした。
俺が中に出した所為で学校に居続けられなかったユウは、結局早退した。
濡れた下着の感触が気持ち悪かったのか、帰りの車の中でもずっと気にしてるようだったし。
そして、帰ってきた瞬間ユウのアッパーが炸裂したわけで。
俺としては第二ラウンド希望だったんだけど今ユウは自室に篭城中さ。
「当たり前だろバカ」
ティキに斬り捨てられて、俺は再度苦笑いする他なかった。
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