※R18※
 内容が無いティキ神エロ。






 珍しく俺の部屋に来て雑誌を貸してほしいと言ってきた神田に快諾したのは先程。
 シャワーを浴びて寝室の方に戻ると、ソファーの隅にいた神田はぼんやりと眺めているようだ。
 何を見てるのやら、と後ろから覗き込む。

「…………。何、髪切りたいの?」

 神田が見てたのは本当に珍しく、ファッション紙だ。その中でもヘアデザインのページを開いている

「いい加減鬱陶しくなってきたからな」

 見上げる神田と視線が会う。見ているページはボウズまで行かなくてもかなり短い類だ。うわぁ、神田にこれどうなんだろう、と思わず眉根を寄せる。

「折角綺麗な髪してんのに…………」
「何だよ、お前までラビやモヤシみたいな事言うのかよ」
「何言われたの?」
「部屋で鋏で切り落とそうとした。そうしたら切るな、って」
「…………そら言うわ」

 何て恐ろしい。そんなのを見せられたラビとアレンはちょっとした恐慌状態に陥るだろう。
 むぅ、と口を引き結んだ神田の額にキスして機嫌を伺ってみる。嫌がられないって事はそんなに悪くない、らしい。

「どんなのにしたいの?」
「何でもいいけど、ラビ位がいい」
「神田は割と直毛じゃん、ラビは猫っ毛で癖毛だからあーなるんであって同じようにはならないかもよ?」
「そうなのか?」
「多分ねー」

 切ってみないと分からないけど。
 んでも、あんなに短くか…………。本人がどうしてもしたいんなら止めはしないけど、でも。

「俺は長いほうが良いけど」
「乾かすのが面倒だ」
「そん位やってあげるから」

 うーん、という顔をした神田に小さく笑って、

「取り合えず、風呂行っといで」

 

 

 


 風呂から上がってきたバスローブ姿の神田に宣言どおりドライヤーを持ってソファーに座るよう促す。後ろから当てていると、眠くなったのかうとうとと船を漕ぎ始めた。
 長い髪で覆われてる所為もあるのか白い首筋に漆黒の髪が良く映える。これが見れなくなるのはやっぱり惜しい、と思う。此処に紅いキスマークつけると更に映えるし、かなりエロい。
 前にやったそれらを思い出しながら、ドライヤーの電源を落として首筋に顔を埋めた。

「んっ」

 強めに吸うとビクリと体が跳ねた。眠い所為か拳骨が飛んでくるようなことは無く、振り返って不満げな視線を向けられただけだ。

「…………何すんだよ」
「こーするとエロいからさー」
「何だそれ…………」

 文句を言いながらもふぁ、と欠伸をした。目尻が微かに潤む。――――――あー、これ、駄目だわ。

「ごめん神田」
「?」
「ムラムラしてきた」
「!」

 正直に申し上げる。
 すると、途端に逃げ出そうとしたのを即座に捕まえて、

「一回で終わらせるから!」
「お前の一回はなげーんだよっ!!」

 へぇ、そうなんだ? 初耳…………。時間なんて他人と比べたことが無い。まぁ確かにアレンなんかは短いのを何度もヤッてるイメージだ。若いから、と一瞬考えていやいや俺だってまだ若いし! と思い直す。
 厭々をする神田を宥めすかして、何とかベッドまで連れ込むのに相当時間を費やした。

 

 

 

 

 グラスに入れた氷の内一つを口に含む。
 漸く抵抗を諦めて大人しくなってくれた神田の首筋に含んだそれを押し当てた。

「っ!?」

 冷たさに驚いて体を強張らせるのに気を良くして、そのまま下へと滑らせていく。
 敢て胸は避けて――――――それは後でのお楽しみにしよう、焦らせる楽しみもあるもんだ――――――、先に腹へ。
 それなりに時間は経っていた筈だけど風呂上りの体は火照っていて、その所為か氷のかけらは直ぐに小さくなる。
 執拗に腹を舐めたり時折歯を当てたりしていると抑えた小さな呻きを漏らした。遂にはただの水になった氷の残骸を軽く音を立てて吸い上げる。
 視線を上げると、ややうんざりとした表情の神田が、

「…………変態だ」
「テクニシャンっつってくれない?」

 確かに余りノーマルなプレイじゃないけど。誰が分類したか知らんけど、ソフトSMの範疇らしい。どーでもいい。
 互いに辛くなくて気持ちよければ、それでいい。

「何で、お前は、こんな変な事ばっか…………」
「でも気持ちいーでしょ?」

 じゃなきゃ勃たないよね、とタオル地のバスローブの上から足の間を探った。逃げようと腰を引かせるけどこのベッドの上じゃ逃げ場は無い。
 まだ布地を押し上げる程じゃないにしても、確実に硬くなって来たのににやりと笑う。

「お前が変な事するからだ!」
「うんうん、そうだね」

 否定はしない。
 再度グラスに残る氷を含んで、胸元に舌を這わせた。

 

 

 

「、冷て、」

 身震いする身体はどうやら冷たさだけじゃないらしい。どことなく甘い気配を漂わせている。
 グラスの中の氷は最後の一つ。

「これでおしまい、っと」

 小さくなった欠片を舌でうつ伏せにして腰を上げた神田の奥に押し込んだ。先にオイルと指で開いてたから、大した抵抗も無くずぷりと沈む。高い「中」の温度に直ぐにとろりと溶けて消えた。

「く、ぅ、」
「少しは涼しくなった?」
「なるか、馬鹿!」
「中、少しは冷たいかね」

 呟いて、抜き身の先端を押し当てる。腰を進めると先程までとは違う理由で眉根を寄せて何とも悩ましげだ。

「は、う、」
「んー、普通に熱いね」

 散々悪戯した所為か、かなりキツく締め付けて来る。少し攣れるような感覚があったからオイルを足した。後始末の簡単さで言えばジェルのがいいけど、滑りのよさはオイルの方が上だ。まぁこれで後で文句を言われるのは間違いない。

「…………怒鳴られない位、疲れさせちゃうか」

 耳に届いていれば確実に怒られそうなことを呟き。

 

 

 その後結局散々気持ちいい事したけど、翌日咳をしていた神田を見て俺は家族に殴られた。





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 夏風邪引かせたのがバレた。
 次回唐突なシリアス。



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